就職を意識してそろそろ動き出さないといけないと思い始めた頃、非常に元気で採用にも意欲的な業界がありました。それが介護・福祉用品のレンタル業界。介護保険制度の後押しもあったのでしょうが、市場は年々拡大しているようで、新たな参入企業も増えていましたし、就活者にとっては魅力いっぱいでした。
一方で、私は地元での就職を希望していたため、地元に拠点を置く企業に絞って活動していました。そんなとき出会ったのがリョーキです。建設関連のレンタル事業を長く続けてきた会社で、事業そのものも右肩上がり成長を維持していました。伝統ある新進企業的な、不思議な魅力に惹かれました。
新規参入ならではの苦労が多いのも事実です。たとえば商品自体、建設機械レンタルのそれとはまったく違いますし、出荷から運用、回収、メンテナンスといったシステムも異なります。したがって、建設機械では地場有数の実力企業と評されるリョーキも、介護・福祉分野では新規参入のチャレンジャーとして一から取り組んできたと、先輩たちも語っています。
新人研修においても同じです。約半年間の研修で商品知識など業務に必要な豊富な知識・スキルが身につくように工夫されていますが、建設関連ほどの蓄積はまだない。やはり日頃から、自ら疑問やテーマを持って学ぶ姿勢が必要だと思っています。
アットホームな社員を大切にする社風
新商品の勉強会で紹介されたばかりの商品に新規の注文が入った時などは、「やった!」という嬉しさ半分、うまく説明できるかなという不安も半分湧いてきます。仕事が効率よく運ばず複数の仕事が溜まってしまうとストレスも感じますが、それもアットホームで温かい職場の雰囲気が解消してくれます。言葉遣いや礼儀作法には厳しい先輩たちも、何かあれば親身になって相談に乗ってくれます。
当面の目標は、人間力を高めて、お客さまや先輩、同僚たちからもっと信頼される営業担当になること。「あなたがいるからリョーキに決めたんだよ」と言ってくださるお客さまを、もっと増やしていきたいと思います。